2021/6/24 THU 19:00-21:45

京都府域展開アートフェスティバル「ALTERNATIVE KYOTO – もうひとつの京都−」Presents

キックオフフォーラム 「想像力という〈資本〉―来るべき社会とアートの役割―」

■基調講演① Audrey Tang |オードリー・タン (台湾ソーシャル・イノベーション担当デジタル大臣|from台湾)
■基調講演② Louweiwn Wijers|ラウリン・ウェイヤース (アーティスト、ライター|from オランダ)
■パネルディスカッション:岩崎秀雄(アーティスト、生命科学研究者)、
占部まり(内科医、宇沢国際学館代表取締役)、奥野克巳(文化人類学)
■モデレーター:四方幸子(キュレーター、批評家)

■京都府域展開アートフェスティバル「ALTERNATIVE KYOTO – もうひとつの京都−」Presents キックオフフォーラム 「想像力という〈資本〉―来るべき社会とアートの役割―」

京都府では、「海の京都(府北部)」「森の京都(府中部)」「お茶の京都(府南部)」エリアの歴史や風土、有形文化財や名勝、景観、豊かな自然や生活文化等を題材としたアートプロジェクトを展開してきました。今年度は、想像力を持つアートが新たな資本として、来るべき社会を変えて行く可能性をテーマにアートフェスティバルとして開催します。地域文化と先端技術を組み合わせたデジタルアートによる空間演出や、地域文化資源発信型のアーティスト・イン・レジデンスを活用した現代アート作品展示によって、地域の文化資源の魅力を引き出し、国内外へ発信、観光インバウンドの拡充と地域経済の活性化につながる取組として実施します。
本フォーラムは、今年度実施のアートフェスティバル「ALTERNATIVE KYOTO – もうひとつの京都– 」のキックオフとして実施し、コロナ禍で変わりゆく社会におけるアートの役割を取り上げます。資本主義社会において、近代以降の芸術の価値は、市場原理に依拠しつづけた結果、アートの社会的孤立という閉塞状況にあります。そのような中、アートの社会的有用性という21 世紀的課題に立ち向かうため、ヨーゼフ・ボイスの「社会彫刻」概念などから再解釈(分解、再構成、概念の拡大)させ、アートが新しい社会を構想する可能性を見定めるとともに、社会的共通資本(社会の共通の財産)としての再構築を試みます。
想像力を持つアートが新たな資本として、科学、経済、精神性とを結び、ものの本質に迫り、新たな価値を創造することで、来るべき社会を変えて行くアートの可能性について領域を超えた対話の場を開きます。

PROGRAM INFO
ENTRANCE ●このプログラムは収録配信です。是非ライヴストリーミングでお楽しみください!!!!! ▶︎https://www.dommune.com